ヒブワクチン


予約していたヒブワクチンの予防接種に行ってきました。
自分的に勉強したので、うちの中で必要な情報をまとめておきました。

Hibワクチン、Hib髄膜炎の自分的まとめ。


Hib(ヒブ)と呼ばれる、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌のことで、
最初に発見されたときにインフルエンザ感染者から発見されたので、
インフルエンザ菌という名前だけど、今話題のインフルエンザウイルスとは
全くの別物。


ヒトからヒトに飛沫感染し、鼻やのどに保菌され、コレが病原菌となり、
肺炎や喉頭蓋炎(こうとうがいえん)や、敗血症(!)などの重篤
全身性疾患を引き起こす。なかでも髄膜に感染する『Hib髄膜炎』は
最も頻度が高く予後の悪い病気。


Hib髄膜炎の初期症状は風邪と区別がつきにくいらしく、簡単な検査では
判断が難しいそうです。
Hib髄膜炎は、生後3ヶ月から5歳になるまでの子供に発症。特に2歳未満の
発症が多い。毎年全国で約600人の乳幼児がHib髄膜炎にかかっているとか。
Hib髄膜炎の症状としては、発熱・頭痛・嘔吐・不機嫌・けいれんなど。
その後、約5%(年間約30人)は死亡、約25%(年間約150人)に後遺症
聴覚障害、発達遅延、神経学的障害)がみられる。


Hibワクチン
製造の初期段階にウシの成分(フランス産ウシの肝臓および肺由来成分、
ヨーロッパ産ウシの乳由来成分、米国産ウシの血液および心臓由来成分)が
その後の精製工程を経て製品化されている。
発売開始から14年間で約1億5000万回接種されているが、
このワクチンが原因でTSE(伝達性海綿状脳症)にかかったという症例は
1例もない。理論上のリスクは否定できないが、危険性はほとんどないもの
と考えられる。


接種後、高熱やけいれん、不機嫌になる場合がある。1週間は様子に注意。
当日の入浴は可能。当日の激しい運動は避け、いつも通りの生活を。
別ワクチンの接種は6日以上空けること。

年間30人もの乳幼児がHib髄膜炎で亡くなってるんだ・・・。
無菌性髄膜炎と細菌性髄膜炎の2種類があって、Hibは当然細菌性髄膜炎に該当。
受けられるものは受けておいた方がいいと言われたので、1歳になるまでに
3回と1歳になってから追加で1回。三種混合と一緒に接種出来るらしいよ。



さて、肝心の息子くん。
確かに今日の午後は若干不機嫌だったし、珍しく注射で泣いた。
んでも、すぐ泣きやんだし、午後もお散歩に連れてでたらすぐ寝てたし。
お風呂も入ってパイも飲んだし、スヤスヤと寝てますので大丈夫かと。


年内にもう1回三種混合受けておきたいなー。